SightLink E3040 / フレキシブル取付

既存のフレームで、最適な視野位置を見つける。

SightLinkフレキシブルマウントは、既存の3030・4040アルミフレームにカメラ、照明、センサー、モニター、小型アクセサリーを取り付けるための製品です。調整方式、到達距離、荷重、周囲の空間に応じてSuper Knuckle、OmniGrip、Vision Armを選び、実際に使う位置を探して検証します。

構造
3030 / 4040アルミフレーム
ベース
構成を変更できる共通ノード
フレキシブルアーム
Knuckle / Omni / Vision
アルミフレーム内でマシンビジョンカメラを支えるSightLink E3040アームキット
アルミフレーム設備に取り付けたSightLinkの3つの位置調整構成:Vision Arm、OmniGrip、Super Knuckle。
適した用途

すでに機械フレームがある場合に。

設備、ガード、コンベヤー、筐体がすでにあり、構造を作り直さずに軽量な画像処理機器を追加したい場合に、SightLinkをご検討ください。

お客様のラインで概念実証を行うシステムインテグレーターから、稼働中の3030・4040フレーム設備にカメラ、照明、センサーを追加するマシンビジョン部門まで対応します。各キットはモジュール式で、必要なベース、アーム、機器側インターフェースを選べます。

アルミフレームの寸法だけでSightLinkを選定しないでください。実際の取付面、溝へのアクセス、周辺のガード、コネクターの空間、ケーブルの曲げ半径、取付位置でのアームの可動範囲を確認してください。

ベースを使う理由

すでにあるフレームを活用する。

SightLinkノードは、穴あけ、溶接、別の支持フレームの追加をせずに、アルミフレームの溝に取付位置を設けます。

組込み時には、機械構造を維持したままノードを移動して別の視野を試したり、アルミフレーム側の取付部を変えずにアームの種類を交換したりできます。ノードは構造との接続を、アームは到達距離と向きの調整を担います。

一方、モジュール式の後付けでも、実際の機械環境の影響は受けます。溝へのアクセス、振動、ガード、ケーブルの引張り、偏心荷重によるモーメントが、完成した取付構成の適否を左右します。ノードは接続部であり、それだけで生産用途への承認が得られるわけではありません。

アルミフレームに取り付けたSightLink E3040 OmniGripカメラマウント
ボールヘッド装着時

フレキシブルアーム用の構成。

SightLink E3040は、構成を変更できる共通ベースノードを使用します。同じ設計のベースを、3030と4040のどちらにも同じ方法でT溝に取り付けるため、フレーム寸法によって購入するベースを変える必要はありません。ボールヘッドを装着すると、Super KnuckleとOmniGrip用のボール接続部となり、カメラ、照明、センサー、モニターの位置を素早く調整して検証できます。

アルミフレームに直接取り付けたSightLink E3040 Mini Vision Armカメラマウント
ボールヘッド取外し時

ねじで直接接続する構成。

ボールヘッドを取り外すと、同じベースの1/4インチ-20ねじでVision Armを接続できます。小型カメラをフレームの近くに配置できる低背型の構成です。ベースが共通なので、まずアルミフレームへの取付部を決め、その後でアームの接続方式を選べます。アームを変更してもベースを交換する必要はありません。

アームキットの選び方

長さの前に、調整方式を選ぶ。

アームシリーズ 利点 制約 適した用途
Super Knuckle ノブ1つで自由に向きを調整でき、位置変更が最も素早い方式です。コンパクトな短尺タイプもあります。 摩擦で保持するため、位置がずれた場合は通常、目視で向きを合わせ直します。長いタイプほど剛性と荷重の余裕が低下します。 カメラや照明の位置を探している場合、または頻繁に変更する場合。
OmniGrip 支持部に近い位置での荷重の余裕が最も大きく、中央の歯付き関節が滑りを抑え、段階的に設定した角度へ戻せます。 重く、調整に時間がかかります。歯の位置ごとの段階的な調整で、無段階の微調整ではありません。長いアームほどベースにかかるモーメントが増えます。 視野が決まっており、調整速度よりも再現性や安定性を重視する場合。
Vision Arm ねじで直接接続する低背型の構成です。ガードや小型カメラの周辺にコンパクトに収まり、ベース側の追加ボール接続部が不要です。 軽負荷向けの多関節構造で、荷重の余裕は小さくなります。摩擦関節は角度設定式ではありません。直接ねじ接続するにはボールヘッドを取り外します。 小型カメラをアルミフレームの近くに配置し、最大荷重よりも周囲の空間を重視する場合。
アーム 長さ 使用荷重(支持部に近い位置) 適した用途
Super Knuckle 3 in / 7.6 cm 最大5 kg / 11 lb カメラをフレームの近くに置き、手で素早く調整したい場合。
Super Knuckle 6 in / 15.2 cm 最大3 kg / 6.6 lb 3インチよりも空間を確保しながら、工具なしで素早く位置調整したい場合。
Super Knuckle 9 in / 22.9 cm 最大2 kg / 4.4 lb 軽量な機器で、剛性よりも到達距離を重視する場合。
OmniGrip 20 cm / 7.9 in 最大8 kg / 17.6 lb カメラの安定性を最優先する場合。OmniGripで最初に検討する構成です。
OmniGrip 30 cm / 11.8 in 最大6 kg / 13.2 lb 汎用的な到達距離と、設定角度の再現性を両立したい場合。
OmniGrip 40 cm / 15.7 in 最大4 kg / 8.8 lb 広い作業範囲をカバーする場合。大きく張り出す構成では、搭載荷重を小さく見積もってください。
Mini Vision Arm 7 in / 18.7 cm 最大2 kg / 4.4 lb 小型・軽量のカメラを、直接ねじ接続でフレームの近くに配置する場合。
Vision Arm 11 in / 30 cm 最大3 kg / 6.6 lb 小型カメラに追加の到達距離が必要で、可動範囲、ケーブルの曲げ、位置ずれを確認済みの場合。
フレキシブルキットを見る

使用位置を素早く見つける3つの方法。

SightLink E3040 Super Knuckle 8 cmマウント
素早く自由に調整

Super Knuckle 8 cm

最も短く、剛性の高いKnuckleの基本構成。

SightLink E3040 OmniGrip 20 cmマウント
角度設定式の安定性

OmniGrip 20 cm

支持部に近い位置での荷重の余裕が最も大きく、中央関節の角度を再現できます。

SightLink E3040 Mini Vision Arm 19 cmマウント
低背型

Mini Vision Arm 19 cm

小型カメラをコンパクトに配置する直接ねじ接続。

試作から再現性のある組立てへ

フレキシブルアームで位置を決め、Rosette Linkで再構成する。

Super Knuckle、OmniGrip、Vision Armを使えば、機器を取り付け、向きを調整し、素早く視野を試して検証できます。その後、Rosette Linkの角度設定式関節と剛性のある延長アームで、決定した配置を構成します。

自動的に置き換えられる変換キットではなく、生産用途への承認を自動的に得られるものでもありません。適切なロゼットの連結構成は、測定した方向、オフセット、カメラの接続部、ケーブル経路、保守用の空間によって決まります。KUPOは、成功した試験構成を、実用性のある最短の角度設定式構成へ移すお手伝いをします。

フレキシブルアームで機器の 配置位置 を決めます。その位置の記録と再現が自由な手動調整より重要になったら、Rosette Linkを使用します。

適用範囲

実際の条件に即して後付けする。

取付位置を確認

アルミフレームの寸法とシリーズ、アクセスできる溝面、ガードやコンベヤーとの空間、ケーブルの曲げ半径、アームの可動範囲、振動、画像位置の許容差。

自動的な承認ではありません

SightLinkは検証後、再現性のある生産用マウントを使用して、生産設備の取付構成の一部にできます。最終的な採用可否は、荷重、振動、ケーブルの管理、設置方法、ガードによって決まります。

キットの構成

構成を変更できるアルミフレーム用ベース、選択したアーム、1/4インチ-20雄ねじの出力部。フレーム、カメラ、プレート、ガード、ストレインリリーフは別途必要です。

よくあるご質問

ご注文前にご確認ください。

3030と4040で別のベースが必要ですか。

いいえ。SightLinkは、3030と4040の両方のT溝に同じ方法で取り付けられる共通ベースノードを使用します。フレーム寸法によってベースは変わりません。側方延長用カプラーを使用する場合のみ、フレーム断面に合うものを選びます。

フレキシブルアームとVision Armは、どのように切り替えますか。

同じベースを使用します。ボールヘッド装着時はSuper KnuckleとOmniGripを取り付けられ、ボールヘッドを外すと1/4インチ-20ねじでVision Armを接続できます。アルミフレームへの取付部を変更せずに、アームの接続方式を選べます。

SightLinkのフレキシブルアームを生産設備で使用できますか。

フレキシブルアームは、カメラ位置を探して検証するための位置調整・セットアップ用ツールとして扱ってください。正式な生産設備には、検証済みの配置を、角度を再現できる別構成のロゼット/スクエアカプラー式生産用マウントへ移してください。

フレキシブルアームからロゼットマウントへ移行するタイミングは。

カメラや照明の位置が検証でき、自由な手動調整よりも再組立て時の再現性が重要になった時点で移行します。 SightLink ロゼットマウントガイド では、方向変更用コネクター、延長部の長さ、機器用ホルダーの選び方を説明しています。

注文前にKUPOへ何を伝えればよいですか。

アルミフレームの寸法と溝面、機器の質量と作動距離、カメラや照明の取付インターフェース、ケーブルの方向、振動条件、周辺のガード、保守時のアクセス、画像位置の許容差をお知らせください。

関連製品

違いを押さえて選ぶ2つの構成。

SightLinkは既存のフレームへの後付け用、VisionCellは設備フレームも含めて提供する構成です。共通のロゼット接続方式により、検討した構成を活用できます。

VisionCell 3030-50

ロゼット取付用スターターキットを備えた、コンパクトな3030フレーム設備のパッケージ。

VisionCell 3030-50

工場設備への後付け用途

既存設備にマシンビジョンを追加する際の選定手順をご案内します。

構成を見る

フレームへの後付けをご検討中ですか。

フレームの写真、アルミフレームの寸法と溝規格、機器の質量、作動距離、ケーブルの方向、振動やアクセスに関する制約をお送りください。

フレームの写真を送る